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2014年7月31日 (木)

◆ナイーブなままでは生きられない

浜田省吾のコンサートフィルムを観ていたら、「2011年9月24日のTour site Blog」に、響く言葉を見つけた。

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世界は優しく愛に満ちた人達だけがいるわけではなく、
どうしようもなく卑劣で愚かな人間や闇が存在していることも
子どもに教えなくてはならない。

ナイーブなままでは生きて行けない。

しかし、それでも圧倒的に多数の人々は思慮を持ち、
静かに調和の中で暮らしている。

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いま、考えていることとぴったり重なって、だから胸に響いた。

浜田省吾は10代の終わりから20代半ばにかけて夢中になって、とても仲良しのお友達と一緒にコンサートにも何度か出かけた。

彼の歌のなかで私が一番好きなのが、「僕と彼女と週末に」、1982年発表の曲

そのラストはこんなふう。

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君を守りたい ただひとつの

君を守りたい この手で

愛を信じたい 人の心の 愛を信じたい

今こそ

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守るためには、ナイーブなままでは、いられない。ナイーブな自分に酔ったところで、何も守れはしない。

守りたいもの、守るべきものがない人こそ最強かも、なんて思うこともあるけれど、でもやっぱり私は、守るものがある人が真の強さを持ちうる、と信じたい。

ただ、私が考える真の強さとは、守りたいものを脅かす敵と戦うことではなくて、守りたいものが脅かされる原因を見つめ、問題解決のための、自分なりの働きをすること。

そんなふうに考えて世の中を眺めれば、醜い景色に涙が濁って、一人の人間ができることのあまりの小ささに胸がつぶれるようになるけれど、それでも、自分がすべきと信じていることを、今日も、ほんの少しでいいから、進めること。それしかない。

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