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■■アナイスの芸術創作の掟■■2010.7.22

K「私は一人の女じゃないみたいなの。

自分がいくつにも分裂している感じがするの。でも、ゲームをしている訳ではなくて、一種の悲劇なんです。

頭の中で愛することと、肉体的に愛することは別だから」

このところきりっとした感覚がどこかに行ってしまっている。

不調なわけではなく、毎日やるべき仕事も、そこそこ、こなしているけれど、鋭さがない。

肉と肉とが触れあうところで香水は香り立ち、言葉の摩擦は苦しみと分裂を引き起こす。

 

その香り立つものを尊重することこそ私の芸術創作の掟だ

アナイスの、鋭い感覚を自分のなかに塗り埋めこみたいと思う夜。どしゃぶりの雨がやんだ窓からは、濡れて冷やされた空気が流れ込んできて、素肌にとっても、ここちがいい。

絵はクリムトのユディット。

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