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■アナイス・ニンでいっぱい■2013.12.20

Ana

2013年の12月8日はアナイスにどっぷりと浸った一日だった。

それ以前から、さまざまなアナイスの本を読んでいたのだけれど、その日の朝、とあるカフェで『インセスト』を、適当にぱらりと開いたら、こんなフレーズが。

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生に向き合うとき、私たちはいつも私たちの二面性を恐れながら、それを大いに必要としている。
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二面性。
私、二面性どころではないな、と思う。

そしてアナイスもきっとそう。

確信に近いくらいにそう思う。多面すぎて、自分でも混乱しているのだと思う。

それにしても。強いときにはとことん強くなるアナイスが好き。弱いときには、とっても弱くなるアナイスが好き。

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私が欺いているのは男たちではなく、私の要求を叶えてくれない生そのものだということも、はっきりした。

私は私の嘘を、勇気を持って、諷刺をこめて、二重にも三重にも生きる。そうしなければ、私が抱えている愛を使いきれないからだ。

今、私にはあり余る愛がある。その愛すべてを独り占めしたい男はいないはずだ。そんなにもらっても応えきれないのだから。
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読みすぎて、ページの端を折っているところのほうが多くなりそう。

今朝の雨はとても気持ちがよかった。もっと降れ、と窓を開けて長い間、雨を眺めていた。マンションの半年にもおよぶ修繕工事がようやく終わりそうで、シートがとりはらわれて、そうしてようやく外の景色が眺められるようになると、以前は、なんとも思っていなかった景色が、とてもありがたく思えてくる。

私は、いったんシートで覆われないと、景色のありがたさがわからないような、そんな人間なのでした。

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